「字体の統一」という名の、恣意的な文字いじり、傲慢極まりない
Aug. 7th, 2009 | 08:58 pm
web上での常用漢字の議論は、どんどん進んでいるようだ。
- もじのなまえ
- 日本新聞協会の『新常用漢字表(仮称)』の字体に関する主張は、理論的に完全に間違っ
ている - 明窓浄机:YAMAMOMO
- 「第3回ワークショップ: 文字 ―新常用漢字表を問う Part 2― 兼「文字研究会」(仮称)設立準備会」レポート
そんなことをしたら、常用漢字の改定のたびに、新しい簡略字体が生み出され、目安とし
人間の言葉と文字を、自然な変化にまかせるのではなく、政府権力が勝手に変えてもよい
それでは、過去の経験から何も学んでないことになる。そのような時代錯誤を許してはな
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おおい、NHK君、まちがってるよ!
Jun. 10th, 2009 | 08:28 am
印刷書体における之繞の2点と手書き文字における1点の違いについて述べるべきところ
楷書で2点の事例はほとんどまれにしかない。通常手書きでは1点で書く。2点では書か
何を勘違いしているのか。この問題の本質を理解していない。
困ったものだ。放送は言いっぱなしだし。
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またまた、絵文字の議論、あら楽し
Jun. 10th, 2009 | 07:54 am
ただ、一点私の記事について補足すると、私の意図は、何でもかでも互換性のためならコ
どんな絵文字を入れるべきか入れないべきかの議論もあって、適宜修正がなされることも
ということで、補足まで。
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新常用漢字 新聞協会は漢字をいじくりまわして、何がしたいのか?
Jun. 7th, 2009 | 10:50 am

新聞協会という団体が、「 「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見」などという文書(PDF)を、公表している。それが、またおそろしい内容なのだ。
( 新聞協会、「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見、p. 3)
何を言っているのか。手書きの楷書体などでは、確かに之繞の点は1点で書くのが普通だ。し
「それならなぜこの字は一点しんにゅうにしないのか」だと? よくもこのような破廉恥なことが言えたものだ。漢字文化に対する傲岸不遜この上ない。
手書き文字は一点で表記するのが慣習だが、印刷書体の明朝体では二点で表現するのが普
手書きでは一点で之繞を表記するが、印刷書体の明朝体ではそれは2点で表記される。こ
いや、ナンセンス以下だろう。歴史と文化に対する脅威である。
(歴史や文化を客観的に理解した上で、新しい価値観や変革の必要性を訴えることは悪く
新聞協会は漢字をいじくりまわして、何がしたいのか? それを先に述べる必要があるだろう。
ところで、新聞協会のwebサイトには、新聞協会の意見を述べた文書は公表しているが、そ
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絵文字の議論、あら楽し
Jun. 6th, 2009 | 09:23 am
絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」第4回--絵文字が引き起こしたUnicod
絵文字というのが目新しかったのだろうが、不毛な議論に思える。複数の私用コードの集合として運用されてきた文字群があって、それなりに社会的な広が
目的が既存の絵文字と互換な情報交換と相互運用性にあるなら、それに含まれる個々の絵文字の形や内容に関する議論は、はじめから、あまり意味がない。
詳細に関する議論は必要だが、標準化すべきか否かという点については、それが目的とす
上の記事が、「なぜ絵文字のような特定の国に強く依存するレパートリを、国際規格にそっくり収録で
「書画同源」という趙孟頫(1254–1322)の言葉は意味深い。文字と絵との区別は、その定型
「絵文字は『色と動き』を持っており、それらを符号化の対象としない文字コードの技術
また、上記の記事中、「つまり絵文字をめぐるGoogle提案は、じつのところGoogleという企業の社
むしろ、そういう観点からいえば、Googleは論争を呼ぶさまざまな新しい提案を行
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新常用漢字 之繞の1点2点についてのナンセンスな議論
May. 21st, 2009 | 10:48 pm
『新常用漢字(仮称)』に追加される印刷標準字体について、その之繞を従来の常用漢字
- 統一されているのが良いなら、なぜ之繞を含む文字のすべてを2点に統一するオプション
も検討しないのか。 - そもそも、印刷書体に明朝体を使う以上、2点の方が歴史的に正しい(あるいは多数派だ)
。1点の之繞の方が珍奇なデザインだ。 - だから、表外漢字字体表では2点にしたのではないか。
- それは、表内と表外との違いだ、というのは詭弁にすぎない。
- 統一した方がよい、という論理なら、なぜ表外漢字字体表を1点に統一しなかったのか。表
内と表外を意図的に違わせる根拠はない。 - 表外漢字字体表を作ったときに、なぜ常用漢字改定の際の問題点を考慮しなかったのか。
- そもそも、1点と2点の差異は、手書きの文字と印刷書体との様式上の差異であって、常
用漢字が1点、表外漢字は2点などという考え自体が後付けに過ぎない。 - 表外漢字を手書きするときに、2点で書くことはまずしない。歴史的な楷書などもほぼ1
点を採用している。 - 他方、明朝体の場合には、歴史的には2点が正統だ。それをわざわざ1点にする合理的根
拠がない。
- 統一した方がよい、という論理なら、なぜ表外漢字字体表を1点に統一しなかったのか。表
- そもそも、印刷書体に明朝体を使う以上、2点の方が歴史的に正しい(あるいは多数派だ)
- 漢字教育というものには、手書きの文字と印刷書体における1点と2点との差異は、文字
を読む上では捨象できること、手書きの場合には1点で書くこと、が含まれていて当然な のだ。 - それが、面倒だから1点に統一すべきだ、というなら、漢字教育の根本が失われてしまう。漢
字の歴史的、文化的な側面の軽視につながり、恣意的に漢字の形を変えたものを、あたか も正統的な形として教えてしまうことにもつながる。
- それが、面倒だから1点に統一すべきだ、というなら、漢字教育の根本が失われてしまう。漢
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『地活な人々』を読む
Apr. 18th, 2009 | 03:01 pm
『地活な人々』(三井不動産S&E総合研究所編 オンブック刊)という本を読んだ。「地活」という略称にはとまどったが、「地域活性化」の
地方が「都市化」(p. 212)した結果として、「都市」となる。そして、それがさらに加速した結果、「グロ
ここで、すこし疑問に思ったのは、果たしてわれわれは「村か都市かという二者択一」を
もし、「二者択一」のありえない状況であれば、それを否定して「村の役割と意味、都市
また、「村には、それぞれの地域の特性を活かした歴史と文化がある」(p. 214)という。そして「都市には、そうした文化がない代わりに因習に縛られない自由
はたして、そうだろうか。
村にある「歴史と文化」をその村の「因習」から切り離して、知識として、記録として、あ
「因習に縛られない自由な発想」を尊重することは、もちろん、悪いことではない。しか
ところで、わたしは成功者の「宇宙ビジネス」が悪いことだとは思わない。技術が進歩し
この記事の結論として、「全国各地にチェーンストアやフランチャイズ店舗が進出して、駅
画一化は、必ずしも20世紀的な工業化の結果だけで起こるわけではない。例えば、アメ
しかし、本書の冒頭にでてくる「政府にも企業にも頼れない」(p. 7)のはまったくそのとおりだ。国民の財貨である税金を湯水のようにばらまいては赤字
本書がその重要性を説く「地域活性化」が、日本人の内に、個人の自由を尊重する精神を
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新常用漢字 飛翔体と常用漢字
Apr. 7th, 2009 | 10:03 pm
小形氏の文字関連のブログ「もじのなまえ」で、北朝鮮が打ち上げたミサイル(またはロケット)を政府機関が「飛翔体」と公表して
しかし、その記事の追記を読むと、「飛翔体」が飛行機ではないロケットやミサイルなどを意味する、航空関係の
これについては、二つの異なる意見がありうる。
1. 専門家にも通じるように専門用語を用いるべき。また外国語との対応がはっきりしている
2. 専門家だけを対象にせず、一般国民に広く開示する場合には、意味が理解できなければな
専門家を相手に発せられる文書であれば、1.で問題はない。しかし、一般国民を対象に
また、文字について考えてみると、公用文などの政府文書で用いる文字種を標準化して限
現在の常用漢字表の前文が「法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活に
むしろ、法令や公用文書などは、使用できる漢字をより狭い範囲(例えば教育漢字などに)限
その他の常用漢字に関する記事:
- 新常用漢字 新聞協会のコメントの恐ろしさ加減は?
- 新常用漢字 「鷹」を新常用漢字に入れるという意見
- 新常用漢字 「しんにゅうを1点に統一する」、なんと愚かなことを言うのか
- 常用漢字・新常用漢字について、あれやこれや考えたこと
- 新聞協会の「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見
- 新常用漢字表の試案について
- 常用漢字における文字選択の恣意性
- 新常用漢字についての議事録、もう少し読み進む
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新常用漢字 「鷹」を新常用漢字に入れるという意見
Apr. 2nd, 2009 | 10:17 pm
「新常用漢字に「鷹」入れて…東京・三鷹など4市町が意見書」という記事が目に付いた。それによると、三鷹市など4市町が「鷹」の文字を新常用漢字
このような要望をいちいち聞いていたら、例えば、印刷標準字体に入っている「燕」や「鶯」も
常用漢字だけが「文化的、教育的にも重要」な漢字ではない。常用漢字は文化的、教育的
全国の都道府県市町村が同じような要求をし始めたら、どのようなことになるか。すべて
また、今回の新常用漢字表(仮称)に関しては、そもそも常用漢字表を改正すること、つ
そのように考えると、「鷹」の字を足してください、などと自分たちの都合をそのまま意
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新常用漢字 「しんにゅうを1点に統一する」、なんと愚かなことを言うのか
Mar. 31st, 2009 | 08:04 am
朝日新聞の2009年3月31日付p. 17の記事(東京13版による)は、見出しにし「『「んにゅう』に関心集中 1点と2点なぜ統一できないの」というもので、26日に行われた国語施策懇談会の内容
この記事の末尾に次のようにある。
前回の記事で述べたように、最近の小形氏のブログへのTaro氏のコメントによれば、新聞協会のこの「意見」は、必ずしも日本の新聞社の総意というわけではないらしい。き
南日本新聞は、「異字体は容認の方向で」
山陰中央新報は、、「字体の混在は認めるべき」
この記事は、記事を書いている主体である朝日新聞社の意見は述べていない、ただ新聞協
とにかく、「しんにゅうを1点に統一する」などというのは、愚かな暴論である。規範的
もし本当に統一するというなら、しんにゅうは明朝体では2点に統一すべきだろう。手書
簡略体が悪いとは言わない。大昔から簡略体の漢字は用いられてきた。同音異字の書き換
良く考えもせずに、手書きの当用漢字で1点が採用されていた文字を、常用漢字制定に際
新聞社も、しっかりと良く調べて、自分の頭で考え、自分の考えを述べないといけない。全
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常用漢字・新常用漢字について、あれやこれや考えたこと
Mar. 29th, 2009 | 08:57 pm
music: Piano Sonata No. 1, in F minor, Op. 6, Scriabin
今まで、常用漢字や現在審議中の新常用漢字について、あれやこれやと考えた。以下のと
- 新常用漢字 「しんにゅうを1点に統一する」、なんと愚かなことを言うのか
- 新聞協会の「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見
- 新常用漢字表の試案について
- 常用漢字における文字選択の恣意性
- 新常用漢字についての議事録、もう少し読み進む
『新常用漢字(仮称)』の今後の進捗を見ながら、今後も必要に応じて意見を表明したい
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新聞協会の「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見
Mar. 27th, 2009 | 10:31 pm
music: Goldberg Variations, Bach.
新聞協会という団体が、『「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見』というコメントを発表している。なかなか、気になる箇所の多い文章だ。
(p. 1、『「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見』 社団法人日本新聞協会編集委員会より引用)
つまり、新聞協会が考える「やさしく分かりやすい表記」というのは、当用漢字の性格に
新聞のようなマスメディアが大きく興隆したのは19世紀から20世紀にかけてであった。し
(p. 3、『「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見』 社団法人日本新聞協会編集委員会より引用)
なんと表面的で、無意味なコメントであろうか。常用漢字表は印刷書体(ふつうは明朝体)で
手書きの文字と印刷書体とで文字の形が異なるのは、歴史的・文化的・技術的な諸条件か
(p. 4、『「『新常用漢字表(仮称)』に関する試案」への意見』 社団法人日本新聞協会編集委員会より引用)
「字体簡明化」の理念などという、またもや信じられないような理念があったとは。「手
過去の字体の簡略化運動の残りかすのような中身のない「理念」をいまだに堂々と掲げる
問題なのは、それを政府が勝手に文字の規範にしてしまうこと。規範にしたものを、教育
そもそも報道機関がなぜ、政府に「協力」しなければならないのか。ジャーナリストを擁
補足: ところで、最近の小形氏のブログへのTaro氏のコメントによれば、新聞協会のこの「意見」は、必ずしも日本の新聞社の総意というわけではないらしい。き
南日本新聞は、「異字体は容認の方向で」
山陰中央新報は、、「字体の混在は認めるべき」
なぜか、新聞協会の「意見」はそのような、個別新聞社の意見を一切公表していない(た
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今さら有識者会合?
Mar. 25th, 2009 | 09:26 pm
経済危機克服のための「有識者会合」(エコノミスト・学識経験者)-平成21年3月1
ここで議論されているような内容は、去年の秋の段階で考えていて当然のことばかりで、現
では、もし有効な政策があったとして、それを現在の政府が実行できるだろうか。できな
今になって政府に有識者会合をやってもらって、首相にお勉強をしてもらって、そんな政
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国策でない捜査はありえますか
Mar. 8th, 2009 | 09:18 pm
民主党の小沢氏の秘書が逮捕された件で、同氏が検察の捜査を「国策捜査」と批判したこ
検察は政府機関である。あらゆる捜査は国策で行われているのだ。国民から合法的に収奪
国策だから、政府の恣意によって、裁量によって行われる。
日歯連ヤミ献金事件が典型的である。村岡兼造氏だけを起訴して、他は起訴しなかった。恣意的・裁量的な国
小沢氏の秘書がもし政治資金規正法に違反していれば、政治資金規正法が廃止されない限り、それによって裁かれること自体
例えば、警察が泥棒を捕まえて検察が起訴したとしよう。裁判で有罪になって、事件が決
同じように、思い通りに事を運んで、時には起訴しなかったり、時にはいろいろ考えて起
この「国策捜査」というのは、常に政権政党に得になるように行われるのではない。政府
また、政治資金規正法は、政治団体(または政党)を介することで、寄付を行う者と政治
なぜそんな法律が必要となるのか。政府が公共事業を行うからだ。公共事業など政府が国
今見ていることはみな、政府の自作自演であって、国家的規模で行われるマッチポンプな
国債に依存して歳出を肥大化させ、政府の権力と事業を拡大させ、それに群がる私企業と
このマッチポンプ劇の参加者は、政府だけではないだろう。独占禁止法の適用除外と日刊新聞法(日刊新聞紙の発行を目的とする株式会社の株式の譲渡の制限等に関する法律)
法人税、所得税の廃止を含む大胆な減税によって、小さな政府を樹立する(あるいは将来
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日本経済 政治 もっと根本的な解決策が必要だ
Feb. 21st, 2009 | 07:32 pm
経済成長率が低下している。また、潜在成長率は1%代前半と低く、さらに低下傾向にある。このことは、日本経済の将来的展望がきわめて暗いこと
残念ながら、最近の中川前財務大臣のローマG7での愚行や、巨大な負債である「かんぽの宿」の売却が(種々の不手際と泥沼の政治的闘争のおか
もはや通常の方法で日本経済に明るい展望をもたらすことは不可能と考える。
そこで、根本的な、政治的・経済的・社会的な措置を、以下に提案したい。
これは、明治維新や戦後の変革と同等かそれ以上の大変革となるにちがいない。日本はま
- 国家公務員法および各省庁の設置法等、必要な法律を廃止、または大幅に改訂して、行政
機関を縮小し、暫定政府機関として統合する。 - 暫定政府機関設置後、8年以内に国会その他のあらゆる立法・行政・司法機関を廃止でき
るよう、憲法を改正する。 - 暫定政府機関は、暫定政府機関の内部の各組織を8年間で完全民営化するための計画を策
定し、段階的に実行に移す。 - 所得税は暫定政府機関設立1年後までに累進性をなくしてフラットにし、4年後までに所
得税そのものを廃止する。 - 国有地など政府所有の資産および財貨は、暫定政府機関設立8年後までにすべて民間に払
い下げるか、全国民に譲渡あるいは返還する。 - 間接税その他の税は、簡素化して少数に統合して8年間で、国債償還および債務の履行に
あてるものを除きほぼすべて全廃する。 - 国債を含む政府の債務の履行は、暫定政府機関設置8年後まで継続する。ただし、当事者
間の契約によって民営化後も債務を継承可能な場合もある。 - 最終的に国家の歳入・歳出をゼロにし、国家公務員の数をゼロにする。
- 8年後には、あらゆる法律・条例などすべての法的制度を廃止すること。
- 従って、既存の法律・条例などを根拠とした、政府に対する及び政府による一切の請求権
は喪失する。ただし、当事者間の契約によって民営化後も当事者間で請求権の継続が可能 な場合もある。 - 憲法もまた、政府の消滅と同時にその歴史的使命を終える。
- それまで政府が行ってきた業務は廃止されるか、民営化される。
現在日本が抱えている状況は、このような大胆な変革を必要とするほどに深刻なのである。
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村上春樹のエルサレム賞受賞スピーチ
Feb. 19th, 2009 | 09:51 pm
作家の村上春樹がイスラエルのエルサレム賞の授賞式で行ったスピーチは、実に興味深い。感動的ですらある。
“Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg.”
Yes, no matter how right the wall may be and how wrong the egg, I will stand with the egg.
高く、堅い壁に、卵はぶつかっては壊れる。だから、つねに私は卵の側に立つ。
そう、いかに壁が正しかろうが、卵が間違っていようが、やはり私は卵の側に立つ。
ここでの比喩において、卵は生身の人である。壁は国家であり、体制であり、軍隊であり、コ
壁の右側にも、左側にも、内側にも外側にも、たくさんの卵がいる。壁によりかかって依
「卵は正しく、間違っているのは壁だ」などと言っても仕方がない。壁は判断をも支配す
I have only one reason to write novels, and that is to bring the dignity of the individual soul to the surface and shine a light upon it.
個人の魂の尊厳を表に引き出して、それに光を当てること。それが小説を書く唯一の理由
つまり、それぞれに異なる多様な卵のひとつづつを観察し、それぞれの存在理由を明らか
エルサレムで言うべきことは言った、ということであろう。
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人事院には困ったものだ。
Feb. 14th, 2009 | 01:37 pm
今日(2009年2月14日)の朝日新聞のbe on Saturaday誌の連載コラム「読み解く」に掲載されている横田由美子氏の「官僚」という記事の冒頭
内閣人事・行政管理局の新設を盛り込んだ改革の「工程表」をめぐる反対で、すっかり抵
「給与やポスト数、採用の決定権が内閣に移れば、公務員に不利な状況になり、若手はま
(横田由美子著、「官僚」、「読み解く」欄、be on Saturaday、2009年2月14日)
若手が流出すると、霞ヶ関の弱体化になると? どこが悪いのだろう。国家の基盤を揺るがせる? 政府の基盤は揺らぐのかも知れないが、それも必ずしも悪いことではないのでは? 徴税という名目で国民から合法的に収奪しては、負債ばかりを垂れ流しにしているのが今
若手の公務員が、そういう政府から飛び出して、民間でできることは民間で行う、何でも
怒りをあらわにすべきなのは、このような政府を持った国民の方だろう。
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おせっかい 政府 景気対策
Feb. 2nd, 2009 | 08:06 pm
「おせっかい」と言っても、Pink Floydのアルバムの名前のことではない。政府のことである。
最近の研究によれば、いわゆるNew Deal政策は大恐慌から経済が復興するために役に立たなかったばかりか、それを悪化
これらの改革は、銀行業の諸規制を改め、もはや国際的な競争力を失ったいくつかの大き
(Harold L. Cole & Lee E. Ohanian, "How Government Prolonged the Depression", The Wall Street Journal, February 2, 2009)
この最後の部分に関しては、高名な経済学者の理論に教えられなくても、本来誰にとって
しかし、このことですら、誰もが日常実感している事と大きく異ならないばかりか、むし
誰もが薄々は気付いているのである。つまり、恐慌や大規模なバブルと景気後退の循環、景
おせっかいなのは、政府が我々の漢字使用の「めやす」を決めると称して「常用漢字」を
- 新しい潜在的な成長可能性のある産業分野への資源、資本、人材の移動をダイナミックに
進める政策によって、生産性、国際競争力を高め、ある程度の経済成長を達成することな く、改革する力を失った成長性のない分野に融資や投資を繰り返しても、一時的な景気対 策にしかならない。むしろ、それは政府への依存を生み、経済の停滞を助長することにな る。景気対策が政府による市場と産業に対する有害な介入となりうる。 - 最近の日本政府内の馬鹿げた論争、つまり3年後の消費税の値上げに言及すべきかどうか、が
端的に示している。つまり、政府は強制的な徴税権の合法性をもてあそんで、国民各個人 の経済生活を翻弄しているのである。その意図は明らかである。政府は莫大な負債を抱え ていながら、さらに国民から合法的に徴税という名の強奪行為を繰り返し永続的に働こう としている。あらゆる政府支出は、現在と将来の国民にとっての負債である。その負債の 支払いは、合法的にしかし常に強権的、掠奪的に行われるのである。 - 主権者であるにもかかわらず大多数の納税者は政府支出を適切に制御し、自らのために用
いられるようにするための、制度的および政治的な仕組みを持っていない。政府による数 多くの事業とそれにかかる支出は、政治家と官僚の恣意的な差配によって決められてしま う(日本では、政治家も後になって気付くありさまである)。 - オーストリア学派の経済学者Murray N. Rothbardは、実にうまく現代の「民主主義」国家における政府と個人との関係を
形容している。この指摘は、国家主義や国家統制を正当化したくなる誘惑から人間の意識 が自由になる上で、重要と考える。
1 We cannot, in this chapter, develop the many problems and fallacies of "democracy." Suffice it to say here that an individual's true agent or "representative" is always subject to that individual's orders, can be dismissed at any time and cannot act contrary to the interests or wishes of his principal.
(Murray E. Rothbard, "Anatomy of the State", Egalitarianism As a Revolt Against Nature, p. 56, The Ludwig Mises Institute)
「我々」は政府ではない、政府は「我々」ではない。このことを我々は強調しなければな
1 この章で「民主主義」の数多くの問題と虚偽について詳しく論じることはできない。しか
- 金融危機以後、論争が活発となっている、正社員と非正規社員との格差や世代間格差の問
題は、一方では、雇用の柔軟性、ダイナミックな人材の活用、生産性の向上、産業構造の 変化への対応、という人材の最適化による失業率の低減と生産性の向上という視点と、他 方で最低限必要なセーフティネットと社会福祉および貧困対策、という2つの視点の両面 が重要であって、これら両面における効果を最大化する政策が必要とされている。これに ついては、いくつかのポイントが考えられる。 - 前述したように、政府を肥大化させる「福祉国家政策」は負債だけを残す結果となり、社
会から活力を失わせることは明らかである。 - 政府に富の分配をやらせることで、個人が幸福になれると考えるのは、詐欺師に金を運用
させて利益を得ようとするのと同じことであり、損失と負債だけが残る。 - だから、世代間格差の解消を図るために、資産課税や所得税などの政府の徴税手段を用い
て資産の移動を行おうとする政策は、すべて政府を利する結果になるだけである。政府権 力の行使はコストがかかり、徴税の強化は政府の肥大化につながる。 - 「財源を確保するために増税が必要」という政府や政治家の常套句は、意味がない。なぜ
なら、それは政府が際限なく肥大化し、政府支出が減ることなく増大し続けること、つま り公務員と政治家を必要以上に温存・保護させ、彼らの恣意的な国民財産の蕩尽を見逃し 続けるということを前提としているからである。 - 「定額給付金」と将来における消費税増税とをカップリングしたような最近の議論は、意
味不明である。なぜなら、負債を付け替えて元に戻すだけだからである。景気浮揚効果も はっきりせず、あっても一時的である。効果のはっきりしない政府の活動は無駄を生む。な どと述べる必要もなく、ただ納税者を馬鹿にしているだけ、である。 - 競争が疎外されると、失業率が上がり、経済は低迷する。競争を支援する政策が必要とな
る。 - 正社員と非正規社員との格差、世代間の格差、など一連の「格差」はたしかに重要な課題
だが、それだけが重要な格差なのではない。むしろ、公務員と民間労働者との格差の方が はるかに深刻なのである。それは、最近問題となっている人事院総裁と国家公務員制度改 革推進本部(本部長=麻生太郎首相)との対立でも明らかである。天下りが常習の官僚が 独立性を保証された人事官として政府主導の公務員制度改革に抵抗しているのであるが、こ のような争いが生じること自体が、現在の政府の無意味さを象徴している。公務員制度の 問題を問うことなく、民間人の階層間・世代間の格差だけを論じるのは、片手落ちなので ある。人材の有効利用による生産性拡大という課題は社会的課題であって、公務員だけを 除外することはできないのである。
- 前述したように、政府を肥大化させる「福祉国家政策」は負債だけを残す結果となり、社
- 以上の理由から、景気対策としては、融資枠の拡大などの緊急的なものを除いて、中長期
的には、政府支出の削減と減税を容易にする方向で行う必要がある。 - 大幅な所得減税を行う
- (万一、短期的な増税が必要な場合でも、手法的には、あらかじめ小規模な減税を行った
後で増税を打ち出すべき。また、それを繰り返し行って駆け込み需要を期待すべきである) 。
- (万一、短期的な増税が必要な場合でも、手法的には、あらかじめ小規模な減税を行った
- 成長産業への投資推進
- 最低限必要な政府機関以外の政府機関の民営化
- 負の所得税(Negative Income Tax)による最低限所得保障
- 雇用の柔軟化、人材斡旋の促進
- 軍事費の削減、効率化
- 公務員制度の改革(公務員制度をほとんど無効とするほどの民営化を行う)
- 国債の発行を抑制し、緊急のものを除き借り換えを行わない
- 独禁法の例外の廃止
- あらゆる不合理で恣意的な規制と政府による市場介入を撤廃する
- 政府が有する多くの許認可権の放棄と規制の撤廃
- 公共投資は最低限に抑える
- 大幅な所得減税を行う
政府に依存しない自由な個人と市場により、経済は活性化される。
もちろん、これからも多くの未知の問題が派生するに違いない。しかし、その解決のため
おせっかいよさらば!
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政府は何をやっているのか 人事院総裁をめぐる不条理
Feb. 2nd, 2009 | 05:40 pm
人事院総裁、内閣人事局への組織移管に反対という記事には驚いた。
「(内閣人事局の役割を定めた)国家公務員制度改革基本法の枠を超えている」と主張し
「国家公務員制度改革基本法の枠を超えている」という考えを持つことは自由だが、「枠
どちらにせよ、「国家公務員制度改革基本法の枠を超えている」という考え方をもつこと
第一義的に、人事官は、国家公務員制度改革を推進する政府に協力すべきなのであって、制
人事官の罷免は弾劾裁判によらねばならない。公務員の地位や待遇に対する政治介入を避
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新常用漢字表の試案について
Jan. 18th, 2009 | 05:25 pm
小形氏のブログ『もじのなまえ』で、新常用漢字の試案が詳述されている。
http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20090116#se
しかし、小形氏の過去の記事に対するコメントでも指摘されているように、そもそもこの
しかし、必要のないものを作る、必要のないものについて考えている、作らない方が問題
そもそも政府が常用漢字なるものを作って、その影響の及ぶ範囲を一般の社会生活にまで
そういう根本の議論がないのなら、常用漢字について考えても、意味はない。と言ったら
